【つみたて投資はどうなる!?】ドルコスト平均法に反対する人たち

マネーリテラシー

こんにちは、モンジュです!

今回は「ドルコスト平均法反対派」についての記事になります。

リスク分散の手法の1つとしてよく話題に上がるドルコスト平均法ですが、この手法に反対する立場の人もいます。

彼らの意見を紹介しながら、最後にはつみたて投資とも絡めた記事となっています。

それではいきましょう!

 



ドルコスト平均法とは?

ドルコスト平均法とはリスク低減を目的とした投資手法の1つです。

具体的な方法としては、手元の資金を一度にすべて投資するのではなく、資金を等分して定期的に投資します。

こうすることで株価が高い時には少しだけ株式を購入し、株価が下がれば安い価格で多くの株式を購入するので、自然と平均取得金額が下がるという仕組みです。

例)1000の資金を持っているとし、X社の株価が現在は100で、半年後には50になるとする。

①普通に投資する場合

現在、資1000を使ってX社に投資するのなら一株100なので、10株保有できる。もちろん、一株の平均取得価格は100となる。

②ドルコスト平均法で投資する場合

今と半年後に500ずつ投資するとしたら、現在は5株購入出来て、半年後には10株購入できる。この時、資金1000で計15株購入出来たので平均取得価格は約67となる。

このように”ドルコスト平均法”は高い時には少しだけ買い、安い時にはたくさん買うという非常にシンプルな投資の原則を自動的に再現してくれる方法だと言えます。

株価が下がることに賭けるということ

ドルコスト平均法が本領を発揮するのは、投資開始時点から比較して株価が下がった時です。

仮に一次関数的な右肩上がりの株価だと、この投資手法を採用するとかえって損になります。

つまり、”ドルコスト平均法”を採用するということは”株価が今よりも下落する”ことに賭けているとも言い換えることができます。

ドルコスト平均法反対派の意見

ここまでドルコスト平均法についての良い点を簡単に見てきました。しかし、この投資手法に関して反対する立場の人も当然ながら存在します。

彼らがなぜ反対するのかという理由は次の3つです。

  • 市場は長期的に見れば上昇傾向が強い
  • 投資に時間をかけるほど、投資コストが上がる
  • 未来を予測できる気になっている

市場は長期的に見れば上昇傾向が強い

アメリカの株式市場を例にとってみると、1970年から2013年までの43年間で33年は株価は上昇しました。つまりその期間だけ見ると、一年後に関していえば77%の確率で株価は上昇したのです。

逆に言えば、23%の確率でしか株価は下がらなかったのです。

ドルコスト平均法では株価が下がればその恩恵を得られますが、逆に株価が上がってしまうと得られるはずだった利益を捨ててしまうことになります。

先ほど書いたようにドルコスト平均法は”株価が下がることに賭ける”という投資手法です。

77%(株価は上がる)に賭けるか、23%(株価は下がる)に賭けるか、どちらいいのかは言うまでもありません。

投資に時間をかけるほど、投資コストが上がる

市場は成長傾向が強いということは説明しました。

この時に問題となるのは先ほど説明した「利益が減る」ということだけではなく、「投資コスト」が上がるということも挙げられます。

時間が経つほど株価は上がる傾向に強いので、どんどん不利になっていきます。

未来を予測できる気になっている

ドルコスト平均法を採用しているということは、将来的には必ず株価は下がるということを予測していると言えます。

ですが、株価を予測するなんてことは誰にもできません。

なので上昇する傾向が強いという可能性に投資する方が賢明であると言えるのです。

つみたて投資はどうなるのか?

このブログで自分は資産形成のために、つみたて投資についての様々な記事を書いてオススメしてきました。

つみたて投資は”つみたて”という行為の見方を変えればドルコスト平均法として捉えることができます。

では、先ほどのドルコスト平均法反対派の意見を参考にするなら、つみたて投資はあまり良い方法ではないのでしょうか?

結論から言うと、自分はつみたて投資の場合は全く問題ないと考えています。

理由は先ほど紹介した反対意見の前提と資産形成のためのつみたて投資では条件が違い過ぎるからです。

実は本質的には同じ!?

異なる条件というのは、つみたて投資では最初にまとまった資金があるわけではないということです。仕方なくドルコスト平均法をとっているに過ぎないのです。

給料が入るたびに少しずつ、少しずつ投資に回しているのです。

このような投資スタイルをもう少し違った視点から考えてみると、面白いことに気が付きます。

つみたて投資をしている人(特にインデックス投資をしている人)は長期的な市場の成長を信じて投資していると思います。

また、その市場の成長から得られる利益を最大化したいので、投資に回せる資金が出来ればすぐに(給料が入ればすぐに)投資しているのだとも考えられます。

つまり、ドルコスト平均法反対派の意見と、つみたて投資の見かけ上のドルコスト平均法採用派は

  • 市場は上昇傾向が強い
  • 投資資金をなるべく早く投資することで、利益を最大化して、コストを最小化する

という2つの本質的な部分は共通していると言えるのです。

なので、毎月、つみたて投資している人はドルコスト平均法反対派の意見を気にしなくてもよいと思います。

まとめ

今回は「ドルコスト平均法への反対意見」についての記事でした。

簡単に内容をまとめると、次のようになります。

  • ドルコスト平均法では投資時期を分散させることで、高値掴みするリスクを低減してくれるメリットを持った投資手法である。
  • つまり、株価が下がることに賭ける投資方法だともいえる。
  • 反対派の意見としては「利益を最大化できる機会損失」「時間をかける程、投資コストが高くなる」「ドルコスト平均法では株価を予測できているという間違った思い込みに基づいている」が挙げられる。
  • つみたて投資は「市場は上昇傾向が強い」、「投資資金をなるべく早く投資することで、利益を最大化し、コストを最小化する」という点で反対派と一致するとも考えられる。

つみたて投資ではドルコスト平均法になぞらえて、市場が下降した時でもその対応ができている説明されることがよくあります。

なので、つみたて投資をしている人の中には「ドルコスト平均法こそ最強!分散最高!」と信じて疑わない人もいるかと思います。

しかし、ドルコスト平均法反対派の意見とつみたて投資を考察してみると、実は本質的には同じことをしているとも考えられるのです。

ドルコスト大好き人間の投資原理を反対派の意見で説明できてしまう面白い状況です(笑)

このように、自分の投資手法について反対意見も聞き入れて考え続けることも重要ではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた!

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