【生物選択は不利じゃない!】生物選択と医学部受験の関係を解説します!

医学部

こんにちは、モンジュです!

自分は生物選択で医学部受験をしたのですが、今回はその「生物選択での医学部受験」について書こうと思います。

理系の高校生で理科の科目選択に迷っている人はぜひ読んでみてください!

この記事を読んでほしい人はこんな人!
  • 医学部受験で生物にするか物理にするか迷っている人
  • 医学部受験で生物を選択したが、ほんとによかったのか不安な人

それでは行きましょう!

  



そもそも理科の教科選択とは?

医学部受験に限らず国立大学の理系学部を受験する時には共通テストと2次試験で理科2科目を選択して受験する必要があります。

そして、その2科目は物理・化学・生物の3つの中から選びます。

しかし、化学は多くの大学で必修であることが多いです。

つまり、受験生が迷うのは残りの1教科を物理が生物のどちらにするべきかどうかということです。

受験生にとっては試験の合否に関わるような選択なのでしっかり選んでいく必要があります。

医学部受験で生物選択は不利と言われる理由

医学部受験を考える人たちの中では「生物選択は不利」と言われることがあります。

よく言われる理由は次の2点だと思います。

  • 生物よりも物理の方が満点近い点数がとりやすい
  • 医学部受験ではいかに失点をしないかの競争である

確かに、生物では記述式の問題が出題されるために満点を取ることはかなり難しいと思います。

しかし、本当に生物選択は不利なのでしょうか?

その考えは少し短絡的な気がします。

医学部受験における生物選択のメリット

まずは、医学部受験で生物を選択した時のメリットを挙げようと思います。

本番で大失敗しない

生物の勉強では「暗記」の占める部分が大きいです。

そして試験でも知っていれば絶対に答えられるような知識問題がある程度の割合で出題されます。

なので一度覚えてしまえば、ある程度の得点は安定して維持できるようになります。

この特徴は医学部受験でおおいに役に立ちます。

医学部受験では「いかにミスを減らせるか」と言うようなシビアな競争をしています。

そこで1教科でも大きく失点してしまうと、それを他の教科で挽回することはかなり難しいです。

そこで大きな失敗をする可能性が低いことは、かなりのストロングポイントだと思います。

化学との関連性

生物では必修科目である化学との相性が物理よりもいいです。

例えば生物の「代謝」の範囲では化学的な知識が役に立ちますし、逆に科学の「生命科学」の分野ではもろ生物の知識が適応できます。

つまり、生物と化学の知識が関連付けされていくことで両方の科目で得点しやすくなるのです。

勉強時間と得点率が比例しやすい

物理だとある種の「センス」のようなものが影響してくるように思います。

つまり時間をかけて勉強しても試験では大失敗してしまうこともあると思いますし、逆に時間をかけずとも高得点できてしまうことがあると思います。

しかし生物では勉強すればするほど知識が身に付くので、勉強時間が素直に得点に反映されやすいです。

努力が結果として返ってきやすいといえると思います。

医学部受験における生物選択のデメリット

満点近くの得点を取ることは限りなく難しい

先にも書いたように、生物の試験には「記述問題」が出題されます。

この記述問題には「ある現象を文章化して説明させるタイプ」と「問題設定から原因や背景を考察して答えるタイプ」の問題があります。

前者の「ある現象を文章化して説明させるタイプ」の記述問題では、知識問題の内に入るので満点を取りやすくなっています。

しかし問題は後者の「問題設定から原因や背景を考察して答えるタイプ」の記述問題では、全ての解答ポイントを押さえた解答を書ききるのはかなり難しいです。

従って、生物では満点を取ることはまず無理です。

問題の難易度が簡単になればなるほど物理との差開きやすい

これは「満点近くとりにくい」との関連もあるのですが、問題が簡単になればなるほど物理との差が付きやすくなってしまいます。

例えば、地方大学の理科の試験では基本的な事項しか問題で問わないところもあります。

その様な大学での物理の合格者平均点は8~9割になることもあります。

その様な時でも、生物で8~9割とることは記述問題があることでなかなか難しくなってしまいます。

従って、基本的な事柄を聞いてくるような大学では物理と生物の差が開きやすくなってしまいます。

解答に時間がかかる

試験本番では理科の2教科は独立した試験科目として解答時間が設定されるわけでは無く、2教科合わせた「理科」と言う解答時間を設定されていることが多いです。

従って理科の試験時間が90分と設定されていた場合、単純計算で1科目に充てられる時間は45分です。

しかし生物では問題文が長いうえに、記述問題で文章を書かなくてはいけないので回答にどうしても時間がかかります。

なので、もう一教科に使える時間を圧迫しやすいです。

生物選択の意外な落とし穴

これは医学部受験の生物選択とは少し話がそれてしまうのですが、生物選択には少し注意点があります。

それは、医学部以外に進路変更した時には進路選択の幅が狭まってしまうことです。

基本的に医学部は物理・化学・生物の中から選択して受験できます。しかし、工学部などの他の学部となると生物での受験は認めていないことも多々あります。

なので、もし進路変更の可能性がある場合は頭の片隅にこのことはおいておく必要があると思います。

どんな人が生物選択で医学部受験をすべきか

医学部受験生物選択ですべき人は次のような人だと思います

生物が得意な人

生物が得意な人っていうのは

  • 暗記が苦手ではない
  • 長い文章を読み書きできる

のような特徴があると思います。

このような人であれば生物が受験で足を引っ張ることはそうないと思います。

前向きに生物を選択してみてもいいかもしれません。

こつこつ努力するタイプの人

前にも書いたように生物は「勉強時間と得点の相関が高い」です。

なのでセンスで時間をかけずに高得点することは期待できませんが、着実に努力出来る人ならば確実に得点率は上がっていくと思います。

こつこつ積み上げる人には生物は向いていると思います。

数学が苦手な人

これだけ消極的な理由になってしまいます。

なぜこれを挙げたのかと言うと自分自身が「数学が苦手だけど、物理は問題ない!」と言う人を見たことないからです(笑)

物理は本番で8~9割の得点が期待できる反面、逆にそれぐらい取れなければ大きく足を引っ張ってしまうということなのです。

従って、人並みに物理が出来る可能性が低い人が物理を選択してしまうとかなり苦労することが予想されます。

なので自分の感覚として、物理の成績と相関のある数学が苦手な人が物理を選択肢てしまうと苦手科目をもう1つ増やしてしまうのではないかと思います。

高校生物は入学後に大いに役立つ

ここからは受験の枠を越して入学後の話になってしまいますが、生物選択で医学部入学した自分の経験からどうしても伝えたいことです。

医学部に入学してから高校で学んだ生物の知識は基礎医学を学ぶのにとても役立ちます。

物理選択の人であれば「DNAとは何であるか」「タンパクはどのように合成されるか」「糖代謝はどうなっているか」など何も知らないまま、それらの知識がある前提で大学の講義が始まってしまいます。

まわりの物理選択の人を見ても、さすがに最初は苦労していました(笑)

医学部で医学を勉強するのに高校生物の範囲は「数学でいう様々な公式」的な知識なのかもしれません。

なので、大学入学後のことを考えると物理よりも圧倒的に生物を推します!

結局、生物選択は不利なのか?

自分は生物選択は不利ではないと思います。

理由はきちんと覚えるところを覚えられれば、2次試験でも7~8割は取れるからです。

しかも、安定して7~8割得点できるので総合の試験結果を安定させてくれます。

合否は理科だけで決まるわけでは無く、総合得点で決まるので大きく足を引っ張る可能性が低いということはむしろ武器であるといえると思います。

なので物理と比べて不利だとは思いません!

ただし物理のように超高得点を取ることが現実的ではない点から、実際の受験で武器になる可能性は少ないのかとは思います。

まとめ

この記事のまとめとして

きちんと自分の背景を考慮できていれば、生物選択の医学部受験は別に不利では無いと思います。

生物を選択するときに考えたいポイントは

  • 自分はこつこつタイプかどうか
  • 知識を暗記するのは苦ではないか
  • 物理が足を引っ張る可能性は無いか
  • 進路変更する可能性はないか

などが挙げられると思います。

このようなことを考えずに人並みに物理が得意でないのに周りに流されて物理を選んで結果、足を引っ張ってしまうことの方がリスクではないかと思います。

しっかりと自分の成績を分析して物理と生物のどちらを選べば合格可能性が1%でも上がるかを考えてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

ではまた!

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