こんにちは、モンジュです!
今回は”楽天・全米株式インデックスファンド”についての記事になります。
つみたてNISAでも十分、購入するに値する商品となっていると思うので是非読んでみてください。
それでは行きましょう!
基本情報
商品名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
投資対象地域 | 海外 |
投資対象資産 | 株式 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
運用スタイル | インデックス型 |
設定日 | 2017年9月29日 |
信託報酬 | 0.132% |
ファンドの特色
- 米国株式市場の動きに連動する投資成果を目指します。
- 対象指数に連動する上場投資信託証券(ETF)を主要投資対象とします。
- 原則として、為替ヘッジは行いません。
- 効率的な運用を行うために、投資信託財産で保有する有価証券の買付取引を行う場合があります。
組み入れ上位10銘柄
銘柄 | 業種 | 比率 |
アップル | テクノロジー | 4.7% |
マイクロソフト | テクノロジー | 4.4% |
アマゾン | 一般消費財 | 3.3% |
フェイスブック | テクノロジー | 1.6% |
アルファベット クラスA | テクノロジー | 1.5% |
アルファベット クラスC | テクノロジー | 1.4% |
テスラ | 一般消費財 | 1.3% |
JPモルガン | 金融 | 1.1% |
バークシャー ハサウェイ | 金融 | 1.1% |
ジョンソン&ジョンソン | ヘルスケア | 1.1% |
組み入れ上位10業種
テクノロジー | 26.2% |
一般消費財 | 16.5% |
資本財 | 13.8% |
ヘルスケア | 13.3% |
金融 | 11.3% |
生活必需品 | 4.8% |
不動産 | 3.4% |
通信サービス | 3.2% |
エネルギー | 2.8% |
公益 | 2.7% |
楽天・全米株式インデックス・ファンドの特徴
米国株式市場に投資可能
この商品では連動指数が「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という指数になります。
この指数は米国の大型~小型株式の約4000銘柄を反映したもので、米国株式時価総額の約100%をカバーすると言われています。
Nearly 4,000 constituents across mega, large, small and micro capitalizations, representing nearly 100% of the U.S. investable equity market, comprise the CRSP US Total Market Index.
CRSP US Total Market Indexは、米国の投資可能な株式市場のほぼ100%を占める、メガ、ラージ、スモール、マイクロの4,000近くの構成銘柄で構成されています。
CRSP U.S. Total Market Index | CRSP – The Center for Research in Security Prices
この商品を購入すればほぼ完璧にに米国市場の分散投資は達成できるのです。

ちなみに、全米株式を表すのによく使われるS&P500(500銘柄、米国株式市場の80%をカバー)との違いは小型株を含むか否かです!
バンガード® ・トータル・ストック・マーケットETFを主要な投資対象とする
先ほどは、「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」という指数に連動すると説明しました。
しかし、この「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は指数を構成する各銘柄をファンドとして購入していません。
どういうことか、もう少し詳しく説明すると「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」を指標とする”バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF」”を購入することで、その目標を達成している」のです。
ややこしいですね(笑)

簡単に言うと、「アメリカの株式市場に分散投資するために、アメリカの株式市場に分散投資されたETFをファンドとして購入しています!」ということです。
このように分散投資されたETFを買うというシンプルな構造によって、簡単にアメリカに広く分散されたファンドを実現しているのです。
また、ファンドとしてETFを購入する仕組みのおかげで投資家側には自分でETFを積み立てるよりも”ETFの売買ごとにかかる手数料”や”配当金の再投資などの面倒な作業をしなくてもよいというメリットも存在します。
信託報酬がやすい
信託報酬は0.132%となります。
もともとコストが安いETFに投資するファンドになるので、投資信託としてもかなり安い部類になります。
楽天・全米株式インデックスファンドの弱点
①おおもとのETFを購入することもできる
この商品は”バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF”を購入することで、その目標を達成しています。
なので手間と時間を惜しまずにETFをつみたてることが出来るのであれば、ファンド経由で購入するよりもコストが安くなると思います。
つまり、そのコストの差が配当金の再投資や手数料に見合うのかを考えなくてはなりません。
②投資先は米国のみ
世界経済の先頭を走るのはアメリカだということは間違いないのですが、資産形成を考えた投資では先進国と新興国の両方に分散されたポートフォリオを作りたいたいところです。
しかし、この商品を購入するのみでは先進国のアメリカのみにしか投資できません。
つまり、他の先進国や新興国へも幅広く投資しようと思うのなら自分で他の商品を購入する必要があるのです。
どんな人にオススメ?
この楽天・米国株式インデックスファンドがオススメなのは次のような人です。
- アメリカの経済市場の成長を信じている人
- アメリカの株式市場をほぼ完璧にカバーした分散投資を低コストで実現したい人
- ”バンガード®・トータル・ストック・マーケットETF”をつみたて購入するのが面倒な人
自分の考え方を明確にして商品を選びましょう。
まとめ
今回は”楽天・全米株式インデックスファンドについての記事でした。
アメリカへの投資を考えていて、低コストでとにかくアメリカの中で分散されている商品をを探しているのであればよい商品だと思います。
自分が購入する商品はしっかりと検討してから、購入しましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた!
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