【つみたてNISA】「楽天・全米株式インデックスファンド(楽天VTI)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のどっちがいいのか?【徹底比較!】

マネーリテラシー

こんにちは、モンジュです!

今回はつみたてNISAでの「楽天・全米株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の比較になります。

両者ともコンセプトは似た商品となっていますが、どのように選べばよいのでしょうか?

そんな疑問にすこしでも役立つような内容になっていますので、是非読んでみてください!

それではいきましょう!

 



基本的な情報の比較

まずは2つのファンドの基本的な情報を比較したいと思います。

情報は楽天証券から得たものとなっています。

なお、「楽天・全米株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はそれぞれ”楽天VTI”と”S&P500″と略します。

純資産総額

楽天VTIS&P500
純資産総額2,327.39億円3,960.21億円

楽天VTIは2021/03/31の月次レポートを、S&P500の方は2021/04/30の月次レポートを参考にしています。

両者共に十分に大きなファンドであることが分かりますので、繰り上げ償還の可能性は少ないでしょう。

つまり、純資産額的に長期間つみたてるには問題ナシと言えるでしょう。

設定日と設定来の騰落率

楽天VTIS&P500
設定日2017/09/292018/07/03
設定来の騰落率62.5%58.6%

設定日は楽天VTIの方が約1年早く、運用を開始していることが分かります。

また、設定日から計算すると楽天VTIの方が運用成績は良いと言えます。しかし、この成績の違いは楽天VTIはS&P500よりも1年早く運用を開始しているからであり、ファンドの中身の違いの影響は少ないと自分は考えます。

連動指数

楽天VTIS&P500
連動指数CRSP US トータル・マーケット・インデックスS&P500

両ファンドとも米国株式市場に連動することを売りにするインデックス型ファンドですが、連動する指数は異なります。

この連動指数の違いをどう捉えるかが、2つのファンドを考えるうえで重要になると思います。

この点については、後でもう少し詳しく解説します。

運用コスト

楽天VTIS&P500
管理費用(信託報酬含む)0.162%0.0968%

コスト面を見てみると、S&P500の方が安くなっています。

両者ともかなり低価格な管理費用なので、なかなかハイレベルな競争だと思います(笑)

注目すべきは連動指数の違い!

この2つのファンドでは先ほど紹介したようにそれぞれ連動する指数が異なり、このポイントこそが重要な要素だと考えます。

まずは、この指数について詳しく解説していきます。

楽天VTIの”CRSP US トータル・マーケット・インデックス”

楽天VTIの連動指数”CRSP US トータル・マーケット・インデックス”は米国の小型~大型株式の約4000銘柄からなるもので、米国株式時価総額のほぼ100%をカバーすると言われています。

下にCRPSのホームページからの引用を貼っておきます。

early 4,000 constituents across mega, large, small and micro capitalizations, representing nearly 100% of the U.S. investable equity market, comprise the CRSP US Total Market Index. 

CRSP US Total Market Indexは、米国の投資可能な株式市場のほぼ100%を占める、メガ、ラージ、スモール、マイクロの4,000近くの構成銘柄で構成されています。

CRSP U.S. Total Market Index | CRSP – The Center for Research in Security Prices

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の”S&P500”

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の連動指数”S&P500”はアメリカのニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している主要な500銘柄の時価総額から計算される指数です。

米国株式時価総額の約80%をカバーすると言われています。

こちらも同様に、元の引用を貼っておきます。

The S&P 500® is widely regarded as the best single gauge of large-cap U.S. equities. There is over USD 11.2 trillion indexed or benchmarked to the index, with indexed assets comprising approximately USD 4.6 trillion of this total. The index includes 500 leading companies and covers approximately 80% of available market capitalization.

S&P500®は、米国の大型株を単一の尺度で測るのに最も適していると広く認められています。S&P 500®には、11.2兆米ドル以上のインデックスまたはベンチマークが設定されており、このうちインデックス資産は約4.6兆米ドルを占めています。指数には主要企業500社が含まれ、時価総額の約80%をカバーしています。

S&P 500® – S&P Dow Jones Indices (spglobal.com)

2つの指数の違いは”小型株式”を含むか否か

”CRSP US トータル・マーケット・インデックス”と”S&P500”はそれぞれアメリカの株式市場を表すよい指標だということが分かったと思いますが、その違いは小型株式を構成銘柄に含むかどうかという点になります。

”CRSP US トータル・マーケット・インデックス”は小型株までしっかり指数として反映してほぼ100%の市場カバー率を達成していますが、S&P500は小型株式は無視をして約80%の市場カバー率となっています。

では、この小型株式からなる20%をどう考えればよいのでしょうか?

”小型株式”をどうとらえるべきか?

インデックス投資をするにあたって、自分はこの”小型株式”はアクセントやスパイスのようなものだと考えています。

そもそも投資的な視点から考えると、小型株式は良くも悪くも安定性がありません。株価の上下が激しいのです。

なので伸びる時は大きく伸びるし、逆もまたしかりです。

しかしS&P500がたった500銘柄で市場の時価総額の約80%をカバーしている点を考えると、市場全体で見たときには小型株式の乱高下は指数に大きく影響することはありません。

なので自分は指標に小型株式が含まれているか否かは、その指標にちょっとした”遊び”の部分があるのかどうかという程度にしか考えていません。

結局、どっちのファンドがいいの?

いろいろ書いてきましたが、米国株式市場に投資したいと考えて2つのファンドで迷った場合はどのように決めればよいのか自分の意見をまとめます。

楽天VTIがオススメな人

楽天VTIがオススメな人は次のような人だと思います。

  • 米国株式市場をほぼ完璧にカバーしたい人
  • 小型株式まで指数に取り込むのでコストが高くなるが、イヤじゃない人

特に”小型株式を含む”ということと、”信託報酬が高くなる”ということがきちんと見合っているのかを自分の価値観としっかり照らし合わせるのが大切だと思います。

S&P500がオススメな人

S&P500がオススメな人は次のような人だと思います。

  • 市場のカバー率は8割程度でも、その分コストが安い方がうれしい人

市場カバー率が約8割でも十分だと考える人にとっては、その分コストが安くなるので長期的にはこっちの方がれしいですね。

まとめ

今回はつみたてNISAをするには「楽天・全米株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のどちらのファンドをがいいのかという内容の記事でした。

もう一度基本情報をまとめると次のようになります。

楽天VTIS&P500
純資産額2,327.39億円3,960.21億円
設定日2017/09/292018/07/03
設定来の騰落率62.5%58.0%
管理費用(信託報酬含む)0.162%0.0968%
連動指数CRSP US トータル・マーケット・インデックスS&P500

両者ともかなり優秀なファンドですが同じ米国に投資するという点は同じでも、小型株式を指数に含むかどうかが比較するキーポイントでした。

コストと引き換えにほぼ完璧なカバー率を目指すなら「楽天・全米株式インデックスファンド」、8割のカバー率でコスト重視なら「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選ぶのがよいと思います。

ちなみに、自分はコスト重視の後者の方が好みです(笑)

長期的な運用成績の良しあしは結局のところ誰にも予想できないので、情報を出来るだけ集めてから自分の考えに照らし合わせて購入する商品を選びましょう。

それぞれのファンドについてより詳しくまとめたものもありますので、是非よんでみてください

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

少しでもお役に立てれば幸いです。

ではまた!

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