こんにちは、モンジュです!
今回は「家賃の節約方法」についての記事です。
固定費の中でも最大の家賃を少しでも安くできれば、資産形成にも大きな助けとなります。
それではいきましょう!
家賃相場は日々変化する

家賃が変化すると聞いてもあまりピンとこない人も多いと思います。
なぜなら、家賃というのは契約の時にのみ提示されて住んでいる間はずっと同じ金額を支払い続けることが一般的であるからです。
しかし、家賃といえど所詮はサービスの一種です。
なので、その値段の決定には需要と供給のバランスが大きく影響します。
今の日本は人口減少が進み、地域によっては賃貸物件の数が部屋を借りたい人の数を上回ってくる地域も出てきました。
すると需要と供給のバランスが崩れて、家賃崩壊が始まるのです。
現に都市部と地方の家賃の逆転現象も珍しくなくなりました。
そして、この傾向は全国的に広がると予想されます。
そうなると、昔に契約して今現在も同じ家賃を支払っているとその家賃は今となっては高すぎるなんてことも全然あります。
なので、自分の借りている部屋の家賃が高いのかどうか知る必要があります。
家賃が高いかどう判断する?
家賃が高いかどうかを判断するためにはどうすればよいのでしょう?
ここでは2つの方法を示します。
1、同じ建物の空き部屋と比較する
まずは、自分が借りている部屋がある建物内の他の部屋がいくらで募集されているかを調べてみましょう。
インターネットで検索すればすぐに出てきます。
もし、同じ建物の同じ間取りの部屋が自分の家賃よりも安くで募集されていれば自分は損していることが分かります。
2、周辺の物件と比較する
同じ建物内に空き物件が無くて、募集が行われていない場合もあります。
その時は同じ地域にある似たような物件を検索してみましょう。
似たような条件とは「間取り」、「築年数」、「駅からの距離」などです。
この時にほとんど同じような条件の物件が安い家賃で募集がかかっていたり、同じような間取りと家賃で新築の物件が募集に出されていたりします。
このような場合にも自分は家賃で損していることが分かります。
日々の情報集めが大切

先ほども述べたように「借り手と貸し手のバランスの崩壊」はどんどん進んでいくと思います。
つまり、家賃相場はデフレを起こしてどんどん安くなっていく傾向にあると思います。
ここで5年以上も前の家賃相場で契約した家賃を払い続けるのは、もしかすると相場より多めに支払っていることなのかもしれません。
この事実に気づくことが出来る方法として
- 同じ部屋の空き部屋と比較する
- 周辺の物件と比較する
という2つの方法を挙げました。
この方法を実践するには定期的に不動産情報に触れておくことが必要です。
そうでないと、何がお得で何が損なのかに気づくことができません。
家賃相場に慣れておくことが最も重要です。
自分の部屋の家賃が高いとわかったら
上では、上記の方法を用いて自分の部屋の家賃が高いことが判明したらどうすればよいのでしょうか?引っ越すしかないのでしょうか?
まずは交渉してみましょう!
大家さんと交渉する

冷静に考えて、部屋を出て行かれて困るのは大家さん側です。
なぜなら、大家さん的にはボランティア的に物件を貸している時を除いて、ほとんどが不動産投資的な意味を持って貸しているからです。
部屋が空いてしまい、利益率が下がってしまうのは避けたいはずです。
なのでまずは強い心を持って大家さんに交渉してみましょう。
同じ建物の別の部屋が安く募集されている時なんかは、強力な武器になります。
周辺地域の相場から交渉してみるのもありだと思います。
「いきなり面と向かって交渉するのはムリ!」っていう人は、手紙を送ってみて反応を見るのもありだと思います。
また、交渉を持ち掛ける時期も大切です。
大家さん的に5月頃に抜けられるとほぼ1年間入居者が現れない可能性が高いですから、交渉はこの時期が最適です。
交渉がうまくいかなかったとき
交渉が突っ返された時には、おとなしく引っ越しましょう。
より安い家賃で同じ部屋に住めるのであれば、今の部屋にこだわる意味はありません。
ここで引っ越し費用を考えるとそんなに得では何のでは?と思う人もいると思います。
仮に1人暮らしの引っ越し料金を10万円と高く設定しても、毎月10000円でも家賃が安くなれば1年もたたずに元を取れます。
しかも、いざ引っ越すと言えば大家さんも焦って取り合ってくれるかもしれません。
まとめ
今回は「家賃チェックの方法と高いとわかった時の節約方法」についての記事でした。
ポイントをまとめると
- 家賃に定価なんかはなくて、日々変動していく
- 人口減少に伴って、これからは家賃相場の崩壊が予想される
- 何年も前の契約時の相場に沿った家賃を払い続けるのは大きく損をしている時がある
- 定期的に不動産情報をチェックして、相場感を掴んでおく
- 自分の部屋が高いと分かれば、まずは大家さんに交渉を持ち掛ける
- 交渉が上手くいかなければ、素直に引っ越そう
家賃を含む固定費の節約は家計の大きな助けになります。
その浮いたお金を投資に回せば、長期的に見れば大きな差になって帰ってきます。
上手く固定費を削減していきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ではまた!
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