こんにちは、モンジュです!
今回はロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん 貧乏父さん」の書評です。
とても有名な本ですが、自分なりの感想を書いてみました。
お金持ちになるための大原則が各所にちりばめられた、とても面白い本でした。
- お金持ちになるための基本原則・ルールを学びたい人
- これからお金について学ぼうと思っている人
著者紹介
ロバート・キヨサキ
1947年4月8日生まれ。
アメリカの起業家・投資家・教育者など様々な顔を持つ。
フィナンシャル教育に力を入れて活動する。
本書のポイント
会社勤めではなく、自分のビジネスを持つ必要がある
給料をもらうだけの生活では、資産家になることは困難である。
自分の頭で考えて稼ぐということをしないとお金持ちにはなれない。
支出を最小化する必要がある
毎日の生活を無駄に豪華にして、キャッシュが流れ出ていくことは避けるべきである。
また税金に関しては社会のルールからははみ出さずに、どれだけ減らすことが出来るかがとても大事。
そのためには社会のルールや法律を学ぶことも重要である。
正しい投資を身に付ける
稼いだお金が自動的に増えるような投資を学ぶ。決して危険な投資に関わらない。
資産管理を学ぶ
自分のお金の状況について貸借対照表(資産、負債、純資産)やキャッシュフローを意識して管理することが大事。
いわゆるフィナンシャル・インテリジェンスを高める必要がある。
勇気を持って行動を起こす
恐怖心や怠惰な心にどう打ち勝つのかということもとても重要である。
感想
本書を一言で説明するなら「資産家になるための基本原則を説明した本」だと言えると思います。
なので、その内容をザックリと言うと①収入を増やす②支出を減らす③価値ある投資を行うことの3つに集約されます。
これらのことについて2人の対照的な人物(金持ち父さんと貧乏父さん)を登場させて、分かりやすく説明している本なのです。
なので何か具体的なビジネス理論などが紹介されているわけではありません。もしかすると、メンタルや心の持ちようについて書かれている部分もあるので、金持ちになるための精神論を書いている本だと捉える方もいるかもしれないと感じました。
ただし、この本で紹介されている基本原則は「お金」という大きなジャンルを学んでいくうえで”なにが”、”どのように”重要なのかを明確にするために必要な概念なのではないかと感じます。
従って、これからお金や資産運用について勉強しようと思っている人が読んでみて「お金持ちになる」という漠然としたテーマの全体像を把握するにはよい本なのかなと思いました。
まとめ
お金について興味のある人なら、一度は目を通しておくべき本だと思います。
お金持ちがどのように”お金”を捉え、動かしているのかを学ぶことができます。
ただ、具体的な方法については書かれていないのでその部分をさらに自分で学び続ける必要があると思います。
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