【ウイスキー基礎講座】 製造工程 ~蒸留(ディスティレーション)~

ウイスキー

こんにちは、モンジュです。

今回は「蒸留」についての記事となります。

蒸留は蒸留所の顔になるような、面白い工程となります。

それでは行きましょう!

蒸留の目的

蒸留は前工程の「発酵」で得られたウォッシュから、アルコール分を濃縮して取り出すことを目的として行われる工程になります。

蒸留して得られた液体を「スピリッツ」といいます。

原理は水とアルコールの沸点の差を利用します。(1気圧下での沸点 水:100℃ アルコール:78℃)

蒸留の方法

蒸留を行う方法には次の2通りがあります。

単式蒸留器を用いる方法

単式蒸留器を用いた方法では「ポットスチル」と呼ばれる銅製の大きな容器を用いて蒸留を行います。

毎回ウォッシュを入れ替えて蒸留を行うので効率は悪いですが、個性が出やすいという特徴があります。

主にモルトウイスキーを作るときに使用されます。

この単式蒸留器を用いて得られたスピリッツを「ニュースピリッツ」や「ニューポット」ということもあります。

そしてこのポットスチルには様々な形状があり、その形状によって出来上がるスピリッツの性質が大きく変わってきます。

 

連続式蒸留器を用いる方法

連続式蒸留器を用いた蒸留は「粗留塔」と「精留塔」という2つの蒸留塔を用いて行われます。

単式蒸留器とは異なり連続的にウォッシュを投入して蒸留を行えるので、スピリッツの生産効率は高いです。

主にグレーンウイスキーやバーボンウイスキーで用いられます。

粗留塔では上からウォッシュを入れて、下から蒸気を入れることでアルコールを含んだ蒸気を精留塔へ送ります。

精留塔では蒸気が冷やされていくことで先に水が液化するので、残ったあるアルコールを取り出します。

ポットスチルと酒質の関係

単式蒸留でポットスチルを用いた蒸留では、ポットスチルの形状で得られるスピリッツの特徴が変化すると書きました。

具体的にはポットスチルの形状によって得られるスピリッツがヘビーかライトかに分けられます。

アームの向き

アームが下向きだとヘビーになり、逆に上向きだとライトになります。

ポットスチルの形

ストレートタイプだとヘビーになり、ボールがついたような形だとライトになります。

熱し方

ポットスチルをどうやって熱するかによっても、得られるスピリッツが変わってきます。

直接、火で熱すればヘビーになります。蒸気を用いて熱すればライトになります。

まとめ

今回は「蒸留」についての記事でした。

蒸留でも様々な要因がウイスキーに影響を与えていることが分かったと思います。

次はいよいよ「熟成」の工程です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ではまた!

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